カタールW杯出場決定!三笘薫の2得点を振り返る

こんにちは。お久しぶりです。

やってくれました日本代表。昨日行われたオーストラリア戦で2-0で勝利し、7大会連続のワールドカップ出場が決定しました。

その中で特に輝きを放ったのは84分から出場した三笘薫。途中出場ながら2得点とまさにスーパーサブという活躍を魅せてくれました。

今回はその2得点を振り返っていきたいと思います。

まずは一点目。右サイドで張っていた山根→守田→山根→三笘とフロンターレに所属していた3人の連携で生まれたゴールでした。



山根がボールを受けて一旦ボールを受けて守田とアイコンタクトをとったのだと思われます。それと同時にボールを止めたことによってオーストラリアの19番が山根に寄ってきたのでゴール右に大きなスペースが生まれました。

そこで山根はバックパスではなく浮き球で守田にパス。守田も山根の動きは見えていたので2タッチで山根にリターン。ちょっと長くなってしまいましたが逆にタイミングがずれたことによってゴール前に程よいボールが転がってきました。

そこにいたのは三笘。直前に上田がオーストラリアの2人のDFを惹きつけていたので、三笘は動き直しをしていました。それが功を奏して山根のボールにも即座に反応することができました。

シュートも落ち着いていて、強烈なシュートを打つのではなく少し浮かせたシュートで綺麗に流し込みました。

川崎に所属していたことのある3人によって生まれたゴール。試合後のコメントでも同じイメージを共有できていたことが窺えます。

続いては2点目。これぞ三笘!というゴールでした。

まず三笘がボールを受けて時間稼ぎするのかなと思った矢先に縦に急加速。その直前に中山が右手を挙げているので前に行こうという意志疎通があったのかもしれません。しかし三笘はボールを止めて相手を引きつけてからの急加速が日本人離れしていて、一瞬で相手を置き去りにしました。

決して特殊なフェイントを使っているわけではないんですけど、相手の重心を見ながらドリブルコースを決めているようで、相手は触れることすらできませんでした。シュートは正面に行ってしまいましたがボールの勢いが勝ってゴールとなりました。

五輪のメキシコ戦でも見せた三笘の単独突破はやはりすごいですね…

Jリーグでは当然三笘の特徴を知っていますから、三笘にそもそも自由を与えないように各チーム工夫していたんですけど、初見でしかも体力の切れる終盤でこれをやられるとどうしようもないですね。三笘以外の全員がボールウォッチャーとなっていました。

この2得点で勝利した日本代表は無事カタールへの切符を手に入れました。

森保監督の采配に関してもいろいろ言われていますが、五輪メキシコ戦などを見ても三笘をジョーカー的な形で使うのはかなりアリだなと思いました。

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